空に虹を描く雨 海に歌を運ぶ風
夏が色を変えてゆく
僕はハンモックで揺れながら
古びたウクレレをつま弾いている
夏が色を変えてゆく
僕はハンモックで揺れながら
古びたウクレレをつま弾いている
沈む夕陽が 砂の上に長い影を曳く
ヤシの葉音が ゆるやかにリズムを刻む
あの日届けたかった歌は
夕暮れの潮騒にかき消されてゆく
ヤシの葉音が ゆるやかにリズムを刻む
あの日届けたかった歌は
夕暮れの潮騒にかき消されてゆく
いまでも残照の中にキミを探す僕がいる
いい波が来そうなんだ。
風が吹いて、あなたの濡れた髪から
日焼けした肩にしずくを落とす。
日焼けした肩にしずくを落とす。
夕陽は海をオレンジ色に染めているのに
波を待ち続けるあなた。
波を待ち続けるあなた。
持ってきたコーヒーはとっくに冷めているのに
あなたを待ち続ける私。
あなたを待ち続ける私。
はしゃぐあなたの頬にそっと触れた口づけは
ちょっぴりしょっぱくて少しだけせつなくなる。
ちょっぴりしょっぱくて少しだけせつなくなる。
波打ち際に暮れてゆく 帰れない夏の日。
行先も決めずに走り続けていた。
海沿いのダイナーにキミがいた。
恋もお気に入りのピアスも
この店でなくして泣いていたね。
海沿いのダイナーにキミがいた。
恋もお気に入りのピアスも
この店でなくして泣いていたね。
差し出したセーラムを思い切り吸い込んで
ナプキンの黒いしみがまた増えて
涙の向こうに見た笑顔に一目ぼれ。
ナプキンの黒いしみがまた増えて
涙の向こうに見た笑顔に一目ぼれ。
夜が明けるまでこの道を飛ばせば
思い出も涙も、星になるかな。
思い出も涙も、星になるかな。
赤いシートの奥から3番目、
そこがいつものキミの指定席。
お気に入りのレモンパイをほおばりながら、
とりとめのないおしゃべりで笑いあった。
そこがいつものキミの指定席。
お気に入りのレモンパイをほおばりながら、
とりとめのないおしゃべりで笑いあった。
このダイナーで出会って恋をして、
気が付くといつも夜は更けていた。
キミを送ったあとの夜道のせつなさと
あの頃のキミの声を、今も僕は忘れない。
気が付くといつも夜は更けていた。
キミを送ったあとの夜道のせつなさと
あの頃のキミの声を、今も僕は忘れない。
シボレーのテールフィンが
4月の光を受けてキラキラと輝いている。
遮るもののない未来が
キミのちょっと気取ったサングラスに映っては消えていく。
この道がどこまでも続くようにと。
今この時がいつまでも続くようにと。
4月の光を受けてキラキラと輝いている。
遮るもののない未来が
キミのちょっと気取ったサングラスに映っては消えていく。
この道がどこまでも続くようにと。
今この時がいつまでも続くようにと。
ラジオからはボブ・ディラン。
あの丘の向こうへ。あの波の向こうへ。
風に吹かれて、遠出、してみようか。
あの丘の向こうへ。あの波の向こうへ。
風に吹かれて、遠出、してみようか。